ポメラニアンウルフの日記

映画とか、本とか、日常です

掃除教穏健派の教え。

みなさん、ごきげんよう。掃除教の教祖、ポメラニアンウルフです。

 

今日は手短に、掃除教の教えを伝えていきたいと思います。いくぜー。

 

掃除片付けには「ものを捨てる」のが重要と言いますよね。いわゆる断捨離。

「捨てる」「売る」なども掃除には重要ですが、他にも方法があります。それが、「使う」です。

 


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これ↑、今我が家にあるプレゼント&試供品たちです。左端は友達からのお土産。それ以外は試供品だったかな?

こういったものもかさばると邪魔になっちゃうので、どんどん使うが吉です。

試供品は良い出会いがあったりしますしね。

こういったもの以外にも、冷蔵庫の中のものも食べちゃってください。もったいない!と思っているうちに食べれなくなってしまうので、意識的に使っていくようにしましょう。

 

みなさんも良いお掃除ライフを。教祖より。

ジェンダー、あるいはSFの話。

こんばんは。ポメラニアンウルフです。

巷では、me tooをはじめとして、フェミニズムが話題になってるそうですね。SNSが媒体となって、すごい盛り上がりだとか。

 

ポメラニアンウルフも、ウン十年女性として生きてきて、思うところはあります。100億個あります。

でも、今回は一番言いたいとこだけ言うね。ちょっと長くなるけど聞いてってください。

 

みなさん、マクロスって知ってますか?あのアニメです、かわいこちゃんが歌ったりする‥。

 

 

わたし、学生の頃友達から、このマクロスシリーズのDVDを借りたのです。面白かった。それが「愛、おぼえていますか」。

 

 

この中で、敵の宇宙人が出てくるんですけど、その宇宙人ある特徴があるんです。

宇宙人、男と女に別れて争ってるんです。

(この設定が、この作品をあらわしてるなーっておもう。)

 

これ、私はそりゃ争うよなーって思ったんです。だって、男と女は全然違うんですもの。

男ってなんかサイヤ人みたいな戦闘民族だし‥胯間になんか変なのぶら下げてるし‥しかもぶら下げてるやつ「息子」とか呼んで可愛がってるし‥なんやねん「息子」って。

女性からみたら、宇宙人みたいなものなんだなって。(もちろん、男性からみたら女性が宇宙人。)

 

そう、違う国、違う宗教の人はみんな宇宙人。この地球は宇宙人だらけなわけです!そして、私も誰かの宇宙人なわけです‥!

 

でね、私は男星に移住している女星人として、言いたいことある!それは、

男星人しんどくない?

 

わたし、社会人になって数年ですが、男星はすごくシビアな環境なんです。まず、男星人は強くないと認められない、戦闘民族です。しかも、その強い男星人が、争いあって、ときには引きずりおろされたり、裏切られたり‥。

私は、会社にはいってから、ボロボロになっていく男性を何人もみました。自分の心を捨てて、ひどい男になっていく人もいました。女星人のなかには、ボロボロになっていく優しい男星人に唾をはきかけて、強い男星人に媚びる女星人もいました。

悲しいです。

 

男星が、好きだっていう人もいます。でも、男星は嫌だっていう人もいます。私も、男星に守られるときもありますが、嫌になるときもあります。

 

女星には男星とは違った文化や歴史があります。これも、良い面も悪い面もあります。

私が思うのは、女星の文化を輸入したら、もしかしたら、救われるものがあるのではないか?ってことです。

私は一人の女星人移住者として、少しでも何かを残したいと思ってます。そしていつか、男星じゃなくて、両方の性の、星にしたい。

 

 

それで男星人に言わせたい!デカルチャーって!

 

比嘉姉妹シリーズが面白すぎます。

みなさんごきげんよう。風邪をひいて寝込んでるポメラニアンウルフです。独り暮らしの風邪しんどい。

わたくし、最近はまってるものがございます。それが、

 

澤村伊智さんのホラー小説、「比嘉姉妹シリーズ」です。

もうすぐ新刊がでます。↓

 

などらきの首 (角川ホラー文庫)

などらきの首 (角川ホラー文庫)

 

 

ぼぎわんが来る、ずうのめの人形と読んだのですが、めっちゃ面白い!文庫派なのでまだししりばの家はまだ読めてないです。はやく読みたーい!

なるべくいろんな人に知ってほしいので、面白いところを3つに絞ってプレゼンするよー。

 

ひとつめ!

ことばのセンス。

 

ぼぎわん、ずうのめ、ししりば‥そして短編のなどらき。かなを4つ並べただけなのに、なんだか不穏なタイトルじゃないですか?

澤村せんせいの音のセンスが光ってます。

本編中も、緊張感のある場面での文章運びがうまいこと!おどろおどろしいのに、どんどん読めちゃう率直さ。だいすき!

 

ふたつめ!

他人の絶望の描写すごすぎ。

 

最初、女性の心理描写が巧みすぎて、作者は女性だと思い込んでました‥。

最近は、いろんな立場の人の心理描写がうまい本がおおいきがするのですか‥これも、さまざまな意見が溢れて洪水してるSNSの影響でしょうか?

 

とくに、ずうのめの人形で、女の子が自分の趣味を「男の影響だろ?」って言われるシーンがあるんです。これ、女性なら言われたこともある人多いんじゃないかなー。

「女には自我がない」‥そう言われてるみたい。すごく絶望感のある言葉ですよね‥。

この小説に出てくる女の子も、そうおもったんじゃないかな。私は、ずっと押し潰されて、すりへらされて生きてくんだって。あーもう考えたくないくらいかわいそうです。

周りに押し潰され、闇に堕ちていく少女の描写が巧すぎ。作者すごすぎ。

 

 

みっつめ!

エンターテイメント性が高い!とくに比嘉姉妹というキャラクター。

 

比嘉姉妹ってのは、このシリーズにでてくるいわゆる霊能力者です。この二人、とにかくキャラクターがたってて、このシリーズをホラーエンターテイメントとして際立たせてます。

これ、絶対うけるって‥流行っちゃうよ‥。

 

読まずに後悔しないように、ぜひみなさん本を買ってくださいね。

 

 

 

ちなみに、ぼぎわんが来るは映画になります!楽しみ!

 

ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)

ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)